第38代鯖江王山ライオンズクラブ会長 L. 出口 浩行 

会長就任のご挨拶

 

この度、鯖江王山ライオンズクラブ第38代会長を拝命致しました、L.出口浩行です。

最初に、2019年12月31日中国湖北省武漢市にて病因不明の肺炎(新型コロナウイルス感染症)の集団発生が発表されて以降、約3年半の歳月が経ちましたが、歴代会長(L.高島敏郎、L.福原敏弘、L.伊藤努、L.石黒正規)におかれましては、このような状況の中で、アクティビティなどの事業がなかなか円滑にできなかったにもかわわらず、試行錯誤しながら最善の運営に務めて頂いたこと、さらに、前年度は我がクラブからL.戸祭宏樹が地区ガバナーに就任され、キャビネット運営にご尽力いただいた会員の皆様全員に最大なる敬意と感謝を申し上げたいと思います。

仕事やプライベートはもとより様々なことに大きなダメージを与えた新型コロナウイルス感染症。特に経営者である多くの会員の皆様におかれましては、ライオンズ活動を今まで通りにできるのであろうかと多々悩まれた方も多いと思います。私もその一人となります。このような混沌とした状況の中でクラブ内の皆様からは多大なるお声かけなどいただき、日々悩みに更ける私に大きな勇気と自信をいただき、とても苦しかった時期を乗り越えることができたと思っています。あらためまして、素敵な仲間が近くにいることに恵まれて本当に良かったなと強く感じています。このような感謝の想いがあり、私は本年度のスローガンを

「素敵な仲間がいるから楽しくできる!世界にもつながる心ゆたかなWe Serve !」

~ Lovingly, Slowly and Surely ~ 愛しく ゆっくりと 確実に

と、させていただきました。

幸い5月8日からは感染症法上の位置づけが5類感染症に変わったことにより、コロナ発症前のような活動が少しずつできるようになってきました。今まで自粛行動が多く会員同士の交流などが少なかったのですが、少しずつ話せる機会の場をつくりあげ、クラブ内の財産である人と人との信頼と結束をより強固にしていきたいと考えます。素敵な仲間がたくさんできれば、おのずから心優しいゆたかな気持ちが育つこととなり、我がクラブの未来につながる奉仕活動ができることにもつながると確信しています。私たちが住む鯖江市の人口は約68,000人(内、外国籍の方は約1,000人)。多文化共生の中で生きる私たちにとって、すべての人々の笑顔につながるお手伝いができましたら幸いです。

結びになりますが、あらためて当クラブをまとめていく大役を努めるには、まだまだ未熟者の私ではありますが、幹事L.齋藤忠男、会計L.大塚正宏の力強い添えのもと、五役・委員長をはじめとする会員の皆様のご指導ご鞭撻をいただきながら、今年度を精一杯がんばっていきたいと思います。一年間どうぞよろしくお願い申し上げます。

(2023/07/01~2024/06/30)